パイロットに、なれるよ

花見に参加せず。
春・夏休みに開催される小学生にプログラミングを教える講座の講師を担当しました。
いつも講座の最初の自己紹介で、将来の夢を聞いているんです。
毎回、いろんな夢を語ってくれるのですが。
「パイロットになりたい。」という少年がいました。
子どもの頃は、将来なんてとても先のように感じていたけれど。
大人になってみると、叶えられない夢は、そんなにないように思います。
私の大学の一つ上の先輩が、実際パイロットになったしね。
(普通の大学の普通の学部だったけれど)
「きっと、なれるよ。」
本当に、そう思ったので、するりとそんな言葉をかけていました。
彼は「え?」とすこし驚いていたけれど、「うん。」と答えてくれました。
たった2日間の講座で一緒に過ごしたくらいだけれど、とてもやさしくて素直な少年だと思っていたので。
夢に向かうベクトルが、素直でまっすぐだから、きっと叶うんだろうなぁって。
本当に、頑張ってほしいなぁって思ったのです。

ま、そもそも。
いつも思うのだけれど、大人でも目をそむけたくなるようなコンピュータのプログラミングの講座に、せっかくのお休みに参加するような子どもたちですから。
素直な子どもばかりが揃うのですよ。

将来、彼の飛行機になる日が来るといいな。
あ、パティシエになりたい!という少年もいたから、彼のお店にスイーツを買いに行くのもいいな。

私も次はどんな夢を叶えよう?
小さな夢はたくさん叶えてきたけれど、大きな夢も改めて叶えてみようと思った夕暮れ時。